かずどっとがまた端末買ってる

購入した端末について使用感などを書いていくつもりのブログです

【Xperia 1 IV】約8ヶ月使ってみての振り返り。カメラも音楽も、Xperiaで。

昨年、メインのスマートフォンXperia 1 IVに買い替えた際、それまで使用していたXperia 5 IIとの比較という観点で記事を書きました。

kazudot.hatenablog.com

ここから8ヶ月ほどXperia 1 IVを使ってみて感じた印象などを、改めて書いていきたいと思います。

Xperia 1 IVのここが良い!

カメラが楽しすぎる

Xperia 1 IVを使っていて一番楽しいのがカメラです。

前回記事でも述べていますが、オートモードで雑に撮っても、「良いなコレ」と思える仕上がりになるのが凄いです。
過去のXperia 1/5シリーズからは画素数などはあまり変化していないはずなのですが、Xperia 1 IVに機種変更してからカメラで撮影する楽しさ・満足感が爆上がりしたように感じています。

最近撮影したものからいくつかピックアップ。地元帰省中に撮影しました。望遠を試したり、超広角を試したり、夜景撮影してみたり。

食べ物の写真や、逆光の状態で撮った写真など。うな重の撮れ具合がお気に入り。

ごくたまにですが、シャッタースピードISO感度を弄りながらの撮影にも挑戦しています。
本格的なカメラで実現するようなことに、スマホ1台で肉薄できるというポテンシャルの高さに満足しています。

シャッタースピードの設定を変えて、夜空にカメラを向けてみたときの写真。手持ちだったのでブレていますが、三脚ありなら結構イケるのでは…?と思っています。

有線イヤホンジャックの音質がとても良い

前回記事では、有線イヤホンジャックの音質についてはきちんと試していませんでした。

ですが、Xperia 1 IVの兄弟機種であるXperia 5 IVを購入した知人から「有線イヤホンジャックの音質がすごい」という話を聞き、それならXperia 1 IVも凄いはず…!と思い、試してみました。

定量的に何かを測ったわけではなく、あくまで主観たっぷりの感想ですが…音の解像感が高い!

同じイヤホン/ヘッドホンを使っているはずなのに、音に迫力が感じられ、それでいてきめ細やかな音が鳴っている感じです。

手持ちイヤホン(intime 碧 Light 2019Edition)を使い、別の端末(Xperia XZ1 Compact)と聴き比べをしてみましたが、Xperia 1 IVのほうが音にメリハリが感じられました。

ここ数年はずっとワイヤレスイヤホンを使い続けていましたが、「ここまで良い音が鳴るなら、もっと良い有線イヤホンも欲しい!」と思わせるクオリティでした。

そう言えばXperia 5 IIからXperia 1 IVに機種変更した直後、Android Auto経由で音楽を聞くときに音のメリハリが増したような気がしていたのですが、これも気のせいではなかった…?

Xperia 1 IVのここが良くなった!

発売から8ヶ月が経過し、Android 13のメジャーアップデート配信で良くなったと思った点も紹介します。

指紋認証の動作を変えられるようになった

Android 13にアップデート後、画面ロック解除時の指紋認証の動作を「電源ボタンを押し込んだときに認証する」ように切り替えられるようになりました。

設定変更は「セキュリティ」から、「押し込み式指紋認証」をONにすることで行うことができます。

これまでは、電源ボタンをタッチするだけで指紋認証が働いていましたが、意図しないタイミングで誤反応を起こすことがしばしばありました。
スマホを取り出してロック解除しようとしたら、何もしてないつもりなのに「所定の回数を超えました」と表示されて指紋認証が出来ず、イラッとした経験をお持ちの方もいるはず。

アップデート後は設定を切り替えることで、電源ボタンを押し込んでから初めて指紋認証されるよう動作変更が出来るようになりました。
これで、誤反応に遭遇する頻度が減り、ストレスが軽減されました。

Xperia 1 IVのここは気をつけたいポイント

発熱問題は避けられない

Xperia 1 IVに搭載されているSoC(Snapdragon 8 Gen 1)は発熱量が大きいという欠点を抱えており、そのせいでXperia 1 IVはどうしても発熱しやすいです。

カメラで静止画をちょっと撮影して…を繰り返す程度なら体感ではそこまで問題ないとは思いますが、普段遣いの例だと電波が悪い場所でガンガン通信しようとすると結構熱くなります。

私はメインでドコモ回線を使っているのですが、ドコモ回線は4G/5Gの切り替わり箇所で接続が不安定になりやすい印象があり、余計に発熱のデメリットに遭遇しやすい気がします。

eSIM搭載なのを活用して、ドコモが繋がりにくいところでは他社回線(au系・ソフトバンク系)に切り替える使い方をすると良いかもしれません。

Xperia 1 IV用で使用中のケース・保護フィルムの紹介

現在私が使っているケースと保護フィルムを紹介します。
保護フィルムについては、先日iPhone用と合わせて感想記事を書いたので、そちらのリンクも貼り付けておきます。

ケース

Xperia 1 IVの購入時からこちらを使っています。

側面がTPU素材なので、サイドボタンも保護してくれます。
サイドボタンを押した感覚が損なわれないような作りになっており、カメラボタンの半押しも違和感なく行えるのが良いです。

製品の工作精度がよく、穴ズレや歪みもなく本体とケースがフィットしているので、安心して使用できます。

保護フィルム

本体の縁まで画面がフラットなので、ガラスフィルムもPETフィルムも画面全体をしっかり保護してくれます。
貼りつけ用キットが同梱されていて失敗知らずな、こちらのガラスフィルムが非常に良いです。

レビュー記事はこちら。 kazudot.hatenablog.com

また、ガラスフィルムに抵抗がある方向けに、PETフィルムも紹介します。
高光沢タイプはフィルムを貼った状態でも画面が綺麗に見えるのが良いですが、指紋汚れがベッタリ残りやすいのがデメリット。
指紋が気になる方向けに、指紋が目立ちにくい低反射タイプも合わせて紹介します。ただし、どちらも貼り付け難易度は高めなので注意。

まとめ:買って大正解・大満足

ずっとXperiaシリーズが好きで、コンパクトモデルを中心に色々な機種を使ってきましたが、Xperia 1 IVは今までで一番使っていて楽しいです。

ここまで楽しいと思える理由としては、カメラ性能が良いというのが要因としては大きいと考えています。
写真を撮ってSNS投稿することがとても身近になった今の環境で、いつ・どこで・なにを撮影しても良い感じの写真が撮れるということでこんなに楽しくなるとは思ってもみませんでした。

更に、音楽再生のポテンシャルの高さも再認識してしまい、ますます「Xperia 1 IV、いいじゃん」という気持ちになっています。

カタログスペックだけでは表立って出てきにくい個性ではありますが、「ウォークマンもカメラもやっているソニーが、自社製品のノウハウやエッセンスをスマホに注ぎ込んだらこうなった」というのがXperia 1 IVなのかな、なんて考えたりもしています。

電話やLINE等の連絡用途や、電子マネー決済といった日常利用のことだけを考えると、コストパフォーマンスに優れた機種は他にあります。
カメラ性能に関しても、昨今は他社のスマートフォンでも素晴らしい写真が撮れるようになっていると思います。

ですが、「カメラもこだわりたいし、音楽再生もこだわりたい」と考えると、Xperia 1 IVは端末選びの候補にしっかり挙がってくるのではないでしょうか。

発売からしばらく経過したこともあり、時折端末割引のキャンペーンが行われることもあって購入のハードルが下がっていると思います。

※参考:ドコモオンラインショップでのXperia 1 IV割引増額に関してのニュース onlineshop.smt.docomo.ne.jp

値下がりしてもなお15〜16万クラスと超高額ではありますが、カメラも音楽も楽しみたいという方は買う価値が十分あると思います。楽しいですよ、Xperia 1 IV。