自宅のIIDX INFINITASプレイ環境を一新しました。
これまでは座り環境だったのですが、ACとの姿勢の違いによる違和感を強く感じるようになってきたため、意を決して立ち環境に移行しました。

今回は、AC環境により近い自宅INFINITAS立ち環境の構築に使用した機材の紹介や、環境構築にあたり気をつけたポイントなどを紹介していこうと思います。
参考にしたサイト・記事
立ち環境の構築に必要な機材の選定にあたっては、サファリドットコム様の記事を大いに参考にさせていただきました。 the-safari.com
環境構築に使用した機材などの紹介
テレビ/ディスプレイ
まだ東芝の社名が入っていた頃のREGZAです。2020年頃の発売で、当時は43インチというサイズ、リフレッシュレート120Hz対応というスペックから、音ゲーマーを中心に「INFINITAS向け」と話題になっていた記憶があります。
購入当時はまだINFINITAS環境の構築を考える前で、単純にテレビの買い換えを検討していたのと、「万が一INFINITASをやりたくなったときに困らないもののほうが安心」という考えからこの機種を選びました。
実際の使用感としては、発色がよくノーツの視認性は良好な一方、若干残像感が気になるときがありますが許容範囲内といったところ。
欲を言えばもっと残像感の少ない(液晶の応答性能が良い)ものを使いたいですが、買い替えるほどでもないなぁ…という具合です。
現在発売されているREGZAの43インチモデルに関しては、「倍速」対応を謳っているモデルであれば問題ないと思います。
エントリーモデルでは120Hz入力に対応していないものもあるので要注意です。
選定のポイント
- フルHDで120Hz(以上)の入力に対応していること
- テレビ/ディスプレイの仕様表から、「1080p 120Hz入力対応」などの文言を探しましょう
- ライトニングモデル筐体に合わせる場合、画面サイズが43インチであること
テレビスタンド
山善(YAMAZEN) テレビスタンド LTS-T65C(BK)
壁掛けタイプのテレビスタンドです。
モノとしてはしっかりしていますが、実はこのテレビスタンド、高さが足りません。
一応スタンドの最も高い位置に固定しているのですが、床から画面中央部までの高さは約123.5cm。
参考サイトによると約140cm程度は欲しいとのことなので、完全に選定ミスです。

テレビ/ディスプレイの位置をよりしっかり合わせるのであれば、より高さのあるテレビスタンドを選定することをおすすめします。
万が一、私のようにスタンドの高さが足りない場合は、INFINITAS内のゲームオプションでLIFTを意図的に高く設定して、目線の高さの違いを可能な限り緩和しましょう。
また、高さのあるテレビスタンドを使う場合の注意点として、テレビ側のACケーブルの長さとの兼ね合いがあります。
テレビスタンドの支柱にケーブル通しがついている場合、ACケーブルの長さがスタンド支柱より短く、ケーブル通しを活用できないケースが想定されます。
実際、うちの環境ではテレビのACケーブルの長さがテレビスタンドの支柱の高さギリギリだったため、AC環境に合わせた高さのテレビスタンドを使用する場合は電源ケーブルの取り回しにも気をつけましょう。
選定のポイント
- モニター位置の高さ
- 一般的なモニタースタンドだと高さが足りない場合あり。床~テレビ中央部が140cmくらいに設定できる、高さのあるスタンドを選びましょう
- モニター支柱にケーブル通しが可能なモデルの場合、テレビ側の電源ケーブルの長さに注意
メタルラック
アイリスオーヤマ メタルミニ MTO-1108C
コントローラーを置くために使用している、高さ83cmのメタルラックです。
参考サイトを読んだ上で、コントローラー(PHOENIXWAN)の高さ・ACでプレイする際の靴の厚み等を加味すると高さ80cm程度がちょうどよい…と判断し、最上段を少し低めにして使用しています。
騒音対策として、緩衝材を敷いた上にコントローラーを設置しています。
ちなみに緩衝材は新規に購入してきたものではなく、コントローラー(PHOENIXWAN)を購入した当時の梱包箱に使われていたものを活用しています。

また、コントローラーの位置ズレ対策として、コントローラーとメタルラックの支柱の隙間に緩衝材を差し込んだり、L字アングルを付けたりしています。
おかげで、プレイ中に極端なコントローラーのズレはほとんど起こらない…と思います。

一方、メタルラックそのものは結構揺れやすく、特にターンテーブルを操作すると顕著に感じます。
ある程度高さのある棚を使うので致し方ない部分ではありますが、より安定感を求めるのであれば造りのしっかりした机などのほうが無難かもしれません。
選定のポイント
- コントローラー設置台の高さ
- 80cm程度の高さにしたい
- 振動・騒音対策でクッション等を敷く場合はその分の高さも考慮すること
- 台そのものの安定感
- 高さがあるので、どうしても揺れる(連皿曲などでは顕著)
- 少しでも揺れを軽減したければ、造りのしっかりした木製の机なども選択肢に入るかも?
コントローラー、およびコントローラー取り付けのボタン
PHOENIXWAN(旧デザイン、PS2端子非搭載モデル) x2
現行モデルに変わる前の過渡期のPHOENIXWANです。
もともとは付属のDJDAOボタンを静音化改造して使っていましたが、現在は三和ボタンの静音モデルに交換しています。

1P側(左側)コントローラーはスタートボタン(E1)の位置をACに近い感覚にするため、E1~E4の配線を反転させています。
INFINITAS側でキーコンフィグが可能であることや、現在はアップデートにより楽曲演奏画面でE1ボタンとE4ボタンが同じ動作をするようになったことから、本記事をご覧の方は真似する必要はありません。
DJDAOボタンに関しては静音化は必須だと思います。
無改造だと特にバネの反響音が気になるので、最低限バネへのシリコンスプレー塗布だけでもしておくと良いでしょう。
一方、三和ボタンの静音モデルはバネへのシリコンスプレー塗布なしでもかなり音の反響が抑えられていますが、エラストマー樹脂独特の打鍵感が人を選ぶのと、個体によってはボタンに引っかかりが感じられるものがあるため、ボタン取付時にうまく調整してあげる必要があります。
なお、三和ボタンの静音モデルを触って試したい場合、秋葉原の千石電商の2号店(秋葉原レジャーランド1号店の近く)にサンプルが置いてあります。 www.sengoku.co.jp
ボタン単体で置いてあるため、ゲームプレイ中の打鍵感を直接確認できるわけではありませんが、参考にはなるかと思います。
関東近郊にお住まいの方や、東京方面に用事がある方は足を運んでみると良いかもしれません。
なお、かつては秋葉原Heyに三和ボタンの静音モデルを搭載したLM筐体があったのですが、2026年1月現在では撤去されています。
静音化をより突き詰めるのであれば、三和ボタンの静音モデルに、IIDX28(BISTROVER)以前まで標準だったD2MV-01-1C3(0.49g)のマイクロスイッチを組み合わせるのがベターだと思います。
ただし、すでにD2MVシリーズのマイクロスイッチは出荷終了しており入手困難なため、静音性をより高めたい場合に、運よくマイクロスイッチを入手できた際にご一考ください。
選定のポイント
- DJDAOボタンは静音化改造しよう
- 三和静音ボタンは打鍵感が独特で、人によって合わないと感じるケースがあるため過信は禁物
- 購入前に試したいのであれば、千石電商2号店で現物サンプルを触るか、実際に静音ボタンを使っている人の環境で触らせてもらう
PC
自作PC

INFINITAS専用の環境としてサブPCを用意しています。
2025年初旬に、ゲームの安定性向上を図るために組み替えました。簡単なPCのスペックを参考に紹介します。
| 項目 | 名前 |
|---|---|
| CPU(APU) | Ryzen 5 8600G |
| メモリ | DDR5-5600 32GB(16GBx2) |
| マザーボード | ASRock B650M PG Riptide |
| グラフィックカード | なし(APU内蔵グラフィックを使用) |
| SSD | Western Digital(Sandisk) WD Black SN750 500GB |
2025年後半からの急激なメモリの値上げ等もあり、PCの準備が特にハードルの高い部分になると思います。
「KONAMIの推奨環境にRyzen入ってないじゃん」とか「内蔵グラフィックで動くのか」などといった疑問もあるかもしれませんが、これで普通に120Hzで安定動作しています。
PC選定に関する細かい話は、それだけでもう1記事書けそうな気がするので、ここでは割愛(次回記事で細かい話を書くつもりです)。
選定のポイント
- 余計なソフトが動けば動くほど処理落ちリスクにつながるので、INFINITAS用に専用PCを準備するのが一番の理想
- ASRock製マザーボードだと、常駐ソフト無しでPCのライティング制御ができるので「光らせたい」と「余計なソフトを動かしたくない」の両方を満たせて重宝しています
- グラフィック性能はそこそこでOK
- 「スコア理論値まで詰めます!ランカーやプロ選手と張り合います!」レベルの高度なスコア精度を求めなければ、Intel CPU+GeForceの環境じゃなくても普通に遊べます
- スコアが皆伝平均付近のSPプレイヤーが、ACと比べてあまり違和感なくプレイできている…と言えば、ある程度信憑性あるでしょうか
おわりに
今回は私が立ち環境を構築する際に使用した機材などを簡単に紹介しました。
特にテレビスタンドの選定の失敗談などのやらかしなど、反面教師として参考にしていただければ…と思います。
次回は、INFINITASを動作させるためのPC環境や、プレイ配信するための環境にフォーカスを当てて、もう1記事書きたいと思います。

