かずどっとがまた端末買ってる

購入した端末について使用感などを書いていくつもりのブログです

Galaxy Watch 5ではなく、Galaxy Watch 4 Classicを「再購入」。HUAWEI WATCH GT3と使い勝手を再度比較!

昨年末、スマートウォッチをGalaxy Watch 4 ClassicからHUAWEI WATCH GT3に買い替え、Galaxy Watch 4 Classicは一旦手放したのですが…

Amazonブラック・フライデーのセール対象になっていたので我慢できなくなり、ついに買い直してしまいました。
前回は42mmモデルのシルバーでしたが、今回は46mmモデルのブラック。

現在は後継モデルのGalaxy Watch 5シリーズも発売されている中、

  • なぜ今Galaxy Watch 4 Classicを再チョイスしたか?
  • なぜHUAWEI WATCH GT3から他機種に変えようと思ったか?

と言ったところを書いていこうと思います。

今回購入したもの

改めて、今回購入したものは以下のとおりです。

  • Galaxy Watch 4 Classic 46mm ブラックモデル
    • 購入価格:¥34,840
  • Spigen メタルバンド
    • 購入価格:¥2,093

Amazonブラック・フライデーセールに合わせての購入のため、新品購入価格は記事執筆時点で最安クラスでした。
Galaxy Watch 4 Classicの質感に合わせた腕時計ベルト/バンドを使用したいと思い、Spigenのメタルバンドも併せて購入しました。

Spigenのメタルバンドを取り付けてみたところ。質感的には大満足…なのですが、この写真だと見えづらい

最新モデルではなく、あえてGalaxy Watch 4 Classicを買い直した理由

記事執筆時点では、既にGalaxy Watch 5シリーズも発売されています。
今回最新モデルでなく、わざわざGalaxy Watch 4 Classicを買い直した理由は、次の2点です。

理由その1. デザインが好み

個人的に、物理回転ベゼルをGalaxy Watch 4 Classicのデザインはかなり好みだったのですが、Galaxy Watch 5シリーズではClassicモデルはラインナップされず、全機種タッチ式の疑似回転ベゼル操作になってしまいました。

操作性は疑似回転ベゼルでも快適なのですが、物理回転ベゼルのデザインの端末のほうが良いな、と思いGalaxy Watch 4 Classicを選びました。

理由その2. 価格が安い

Amazonブラック・フライデー期間中だったこともあり、Galaxy Watch 5シリーズと比べてとにかく安価でした。

Galaxy Watch 5シリーズには急速充電やサファイヤガラス搭載による強度向上といった強みもありましたが、「スマートウォッチとしての基本的な使い勝手はGalaxy Watch 4シリーズと大きく変わることはないだろう」と考え、それならより安いほうにしようと判断しました。

HUAWEI WATCH GT3からGalaxy Watch 4 Classicに戻ってみて

「やはり、Wear OS搭載端末のほうが使いやすい!」と思ったのが最初の感想でした。

一方、「ここはHUAWEI WATCH GT3のほうが優れていたなぁ」と思うところもいくつかあったので、Galaxy Watch 4 Classicに戻して良かったところ・HUAWEI WATCH GT3の方が良かったところとしてそれぞれまとめます。

Galaxy Watch 4 Classicに戻して良かったところ

通知表示の柔軟さ

WearOS搭載スマートウォッチの一番の強みは、通知の連携が強力なことです。

Galaxy Watch 4 Classicでは、スマートフォン側の通知エリアで出来ることは一通りスマートウォッチ側でも出来るようになっているので、例えば「あまり重要でないメールをスマートウォッチ側で既読にする」なんてこともできます。

HUAWEI WATCH GT3では、スマートウォッチ側で対応しているアプリを除き、通知が一緒くたにまとめられてしまいます。LINEやTwitterは大丈夫でしたが、メールアプリ・Discord・おサイフケータイの通知が全てまとめられてしまうのは、イマイチだと思いました。

通知の文字化け(文字欠け)が少ない

Galaxy Watch 4 Classicを含むWearOS搭載スマートウォッチでは、絵文字などの特殊な文字を含む通知でもスマートフォン側とほぼ同様に通知を表示できます。

他のスマートウォッチでは特殊文字が文字化けしたり、表示されなかったりと正しく表示できないことが多く、HUAWEI WATCH GT3の場合もスマートウォッチ側で対応していない文字は表示されません。
このため、Galaxy Watch 4 Classicなら問題なく表示できる内容の通知でも、HUAWEI WATCH GT3では一見すると意味不明になることもありました。

スマホ連携用ソフトがGoogle Playストアで公開されている

Galaxy Watchシリーズ向けのスマートウォッチ連携用アプリ「Galaxy Wearable」はGoogle Playストアでダウンロードする仕様になっています。一方、HUAWEI WATCH GT3用のウォッチ管理アプリはGoogle Playストア外から自分でダウンロードする必要があります。

HUAWEI WATCH GT3用のウォッチ管理アプリをセットアップするまでの手順はやや煩雑で、知識のあまりない人がセットアップを進めるのは難しく感じました。

HUAWEI WATCH GT3の方が良かったところ

バッテリー持ち

バッテリー持ちに関しては、HUAWEI WATCH GT3の圧勝です。
あくまで自分の使い方の場合なので参考程度ではありますが、どれくらい差があるかというと…

  • Galaxy Watch 4 Classic:2日に1回程度の充電
    • 画面常時表示OFF
    • 血中酸素濃度の常時測定なし(常時測定は設定不可)
  • HUAWEI WATCH GT3:4〜5日に1回程度の充電
    • 画面常時表示ON
    • 血中酸素濃度の常時測定ON

というふうに、HUAWEI WATCH GT3のほうが不利な条件ながら圧倒的に長時間バッテリーが持ちます。

皮膚表面温度や血中酸素濃度の常時測定ができる

HUAWEI WATCH GT3では皮膚表面温度や血中酸素濃度を装着中常時測定でき、日中の値の変化を見ることができたのが面白かったです。

Galaxy Watch 4 Classicでは血中酸素濃度の測定は可能ですが、装着中自動測定してくれるのは睡眠時のみで、皮膚表面温度の測定には対応していません。

おまけ:HUAWEI WATCH GT3で残念に思ったところ

Galaxy Watch 4 Classicとの比較以外で、「ここが残念だな…」と思ったところがあるので、挙げていきます。

ウォッチフェイス画面でリューズを回転させても反応しない

以前使っていたWear OS搭載のスマートウォッチでは、ウォッチフェイス画面でリューズを回すと画面をスワイプさせたときと同様に通知一覧が表示できました。

一方、HUAWEI WATCH GT3ではウォッチフェイス画面でリューズを回しても無反応です。
ウォッチフェイス画面と通知一覧は上下スワイプで画面が切り替えられるので、リューズの回転操作でも同様に画面が切り替えられたほうが、個人的には直感的だと感じました。

ところどころで中華フォントが見える

一部アプリで、日本語は表示できているが、文字の形状に違和感を感じる、いわゆる中華フォントで表示されてしまう箇所があるのが気になりました。

表示内容が読めないわけではないので機能的な問題は無いのですが、UIの設計としては美しくない、ローカライズが甘いと感じました。

まとめ

「自分が必要とする機能は何か」をよく考えて使う機種を選ぼう

改めてGalaxy Watch 4 Classic・HUAWEI WATCH GT3の両方を使用し、双方の強みを再実感することが出来ました。

Galaxy Watch 4 Classicはスマートフォンとの基本的な連携機能が優れており、「スマートフォンで受信した通知をしっかり管理する」という目的をメインで考える人に向くと感じました。

HUAWEI WATCH GT3は「通知は来たかどうかが分かればOK、バッテリー持ちと健康管理を重視する」という人に向くと感じました。

私の場合は、HUAWEI WATCH GT3を使い始めの頃は血中酸素濃度や皮膚温の常時計測ができるのを面白がって使っていましたが、結局「心拍数と歩数がリアルタイムで分かれば十分だな」と思うようになり、さらにWearOSに比べて通知機能が弱いことに不満を感じてしまい、結局Galaxy Watch 4 Classicに戻ってきた流れです。

また、Galaxy Watch 4 ClassicからHUAWEI WATCH GT3への買い替え当時はバッテリー持ちがより良い機種にしたい…という考えもありましたが、次第に「メインのスマートフォンも毎日充電しているし、スマートウォッチも毎日充電するくらいのペースで問題ないのでは?」と思うようになりました。
実際、Galaxy Watch 4 Classicに戻した現在ではスマートウォッチの充電頻度は2日に1回と、HUAWEI WATCH GT3の倍以上の頻度に増えましたが、それほど苦ではないです。
また、スマートウォッチの設定を見直したことでバッテリー持ちも安定しており、「これならWearOSでも大丈夫」と思えるようになりました。

旧モデルであるGalaxy Watch 4シリーズは「買い」?

Galaxy Watch 5シリーズが展開されている2022年12月現在、旧モデルであるGalaxy Watch 4シリーズを購入するのは、「アリ」だと思います。

機能面では当然最新モデルのGalaxy Watch 5シリーズを購入したほうが良いのですが、「WearOS搭載のGalaxy Watchシリーズを安く手に入れたい」というニーズに対して、今のGalaxy Watch 4シリーズはよくマッチしていると思います。

最安モデルであるGalaxy Watch 4(40mm)はセール外でも3万円を切る値段で購入できるので、かなり手を出しやすくなっています。
比較的安価に購入できるWearOS搭載端末として、あえて今、Galaxy Watch 4シリーズをおすすめしたいです。