タイトルの通り、Jelly 2はスクリーンショット撮影時に「カシャッ」と撮影音が爆音で鳴り響く仕様です。
機種によっては撮影音自体が控えめだったり、サイレントモードではスクリーンショット撮影音も消音される中、Jelly 2のスクリーンショット撮影音の仕様は個人的にかなり不満です。
しかし、Jelly 2で採用されているMediatek社製のSoCは、特殊な方法を用いることでスクリーンショット撮影音を無音にすることが可能です。
今回は、Jelly 2でのスクリーンショット無音化の手順を解説します。
※本記事の手順を行う際は、必ず自己責任での実施をお願いします。手順を理解できない方は本記事の内容の実行をお避けください。万が一、実行によりトラブルが生じた場合、当方は責任を負いかねます。
事前準備:開発者向けオプションを有効化する
「設定」アプリで「デバイス情報」の項目を開き、一番下の「ビルド番号」の項目を7回タップします。
7回タップすると「これでデベロッパーになりました」というメッセージが表示され、開発者オプションが有効化されます。
画面ロックを有効にしている場合、7回目のタップ直後にロック解除の操作が必要となります。
隠しコマンドでEnginnerModeを呼び出す
「電話」アプリで*#*#34635280#*#*
と入力します。
設定を変更する
画面がEnginnerModeに切り替わったら、画面を右に2回スワイプして「Hardware Testing」の項目を表示し、「Audio」の項目を選択します。
続いて、「Volume」、「Audio Playback」の順に選択していきます。
「Audio Playback」の画面に遷移したら、画像の下線部を参考に2ヶ所の項目を切り替えます。
- System → Enforced_Audible
- BT A2DP → Speaker
項目を切り替えたら、画面最下部にある「Index 15」の値を0に変更し、「SET」をタップします。
画面上部にスクロールし、画像1枚目下線部を参考に「Speaker」→「Headset+Speaker」に項目を切り替え、同様に値を変更します。
以上で完了です。
設定完了後、開発者向けオプションを使用しない場合は無効化しておくことをおすすめします。
「設定」→「システム」→「開発者向けオプション」を表示し、画面右上のスイッチをOFFにすれば開発者オプションが無効化されます。